「桜花」とは

人間爆弾「桜花」について

­ 太平洋戦争末期、大日本帝国海軍は絶望的な戦局を打開する最後の切り札として特攻戦術を断行した。「桜花」は、太平洋戦末期の1944年に開発した特攻兵器で、1945年より実戦に投入された。専門に開発、実用化、量産された航空特攻兵器としては世界唯一の存在である。
­ 機首に最大で約1.2トンの爆弾を搭載した一人乗りの「桜花」は、自力で飛行するためのエンジンを積まないため、一式陸上攻撃機を母機として、敵艦の近くまで運び、パイロットを乗せたまま敵艦に投下する。世界にも例を見ない有人誘導の”人間爆弾”である。多くの場合、「桜花」を運ぶ母機が目的地に辿りつく前に撃墜され、さしたる戦果を上げることなく終戦を迎えた。

 

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